　間借り先に台所がなかった関係上、朝は先輩からもらった炊飯器で米を炊いてたが、夕飯は、「夕飯を食べに行く」という目的のためだけに大学の学食によく行ったりしていた。学食のＴＶでニュースとか見ることも多かった。
　とは言え自分の部屋で晩飯を食べたいときもある。始めのうちはカップラーメンを食べたりしてたが、食いすぎて身体を悪くした(笑）。
　やはり野菜を食べるのが肝要ということでそれ以後、サッポロ一番みそラーメンをよく作るようになった。電熱コンロで煮るので時間がかかったけど、キャベツやモヤシやタマネギなどを入れるようになった。
　そのうち、友人から「即席ラーメンには“かんすい”というのが入っており、身体に悪い」と忠告され、途中からマルちゃんカレーうどんに切り替えた。
　私の自炊ライフはこのようなところから始まる。
　でも時々は豪勢に近所の学生向けの安食堂でメシを食うこともあった。少年ジャンプで「シェイプアップ乱」を読みながら。。

　　　　　　　　　　　　　　　ＶＯＬ．６　　おねえさんはじめましての巻

　独特の筆致は、もはや紛れもなく“個性”となった。

アルハベットハウスの鯉のぼりの巻

　乱子は賞金目当てに、こどもの日の相撲大会に出場する。その相撲大会には、孤児院・アルハベットハウスの園長先生も出場していた。

※賞金稼ぎシリーズ。
　スポーツ万能の乱ちゃん。相撲も得意。
　ラストページの技巧と清らかさを見よ！この漫画家が実はこーゆーことをやりたくて敢えてギャグという手段を取っていることを我々に知らしめる瞬間である。尾田栄一郎は徳弘正也のこーゆーところに惚れたのだと私は信じて疑わない。

シンデレラドリームの巻

　乱子のクラスメイト・裕子のエピソード。

※個人的にフェイバリット。
　青年の「目高学園は東京の才女が集まるから」というセリフが引っかかる。

愛しのジェームスの巻

　目高学園映画研究会部長・小森数子はアメリカへジェームス・ディーンの墓参りをするために小銭を貯めている。

※ブラックなまま終ってしまう変な回。

おねえさんはじめましての巻

　寿家へ乱子の姉・恵子が一年ぶりに里帰りしてきた。

※しっかしこれも本誌連載時はカラーだったんだよなあ。一体どんな色彩だったんだろう？
　乱ちゃんのお姉さんのダンナの名は藤岡ひろし。二浪して東大の医学部に入った。藤岡ひろし！？
　１年ぶりだというのに乱ちゃんのお姉さんは家族にも会わずすぐに帰ってしまう。。。

七瀬先生の大予言の巻

　退職した三裏先生に替わり乱子たちのクラスの担任になった七瀬春奈先生。彼女には予知能力があった。

※ナンセンス＆ブラック。

猫神家の一族の巻

　乱子たちは宗一郎の高校時代の友人・猫神良子に招かれ、岡山へ向かう。

※乱ちゃんのセーラー服風お出掛け着は今回オンリー。

　　　　　　　　　　　

さやかのあさがお物語の巻

　乱子と左京は、さやかにサマードレスを買ってあげようとアイスクリーム売りのアルバイトをする。

※アルバイトシリーズ。
　時々出てくる渡辺さん（渡辺典子のパロ）のギャグって、今となっては意味不明。

達磨先輩現る!! の巻

　拳法部の副将となった左京に喝を入れるため、達磨龍之助先輩がやってきた。

※懐かしの岡崎さん（と、作者自ら言っている）。

夏のミステリーの巻

　海へ遊びに来た乱子たち。雨宿りのため西洋館へ入る。

※宗一郎はハタチになったのか煙草を吸っている。