大家さんちには男の赤ちゃんがいて、よく私の部屋に勝手に入ってきたりしていた。山田氏が来てる時などもよく入ってきて一緒に遊んだ。我々はマー君と呼んでいた。うるさいので部屋に入れまいとして扉を閉めてしまうと、「あけてー！あけてー！」と扉をバンバン叩いた。
４年住んでた間に弟が生まれ、マー君はお兄ちゃんになった。
ＶＯＬ．１０ さあて どうなる宗一郎？の巻
週刊少年ジャンプ 昭和６０年８号～１６号掲載分収録
作品はもはや漫画界において独自のポジションを築いていた。当時、渋谷陽一のラジオ番組「ＦＭホットライン」で、長田渚左が「ジャンプってなんだか（漫画が）汚くないですか？」と不届きな発言をしたのに対し、さくまあきら氏が「それは『シェイプアップ乱』が載っているからです」と応じてたのをよく覚えている（笑）。
信玄塾で共通一次の巻
共通一次試験まであと１週間。宗一郎は、武田信玄の末裔だという塾で特訓（？）を受ける。
※真行寺ひろみ「前にオックスフォードの入試問題、全問解いちゃった」とは、ＶＯＬ．９「ペーパーチェイス パートⅡの巻」のこと。
塾長は真行寺ひろみの父と一橋で１・２を競っていたとのこと。
目高学園女子マラソンの巻
来週の第３０回目高学園女子フルマラソン大会は校内選りすぐりのランナーが出場する。１年生の時、徒競走で乱子に苦杯を嘗めさせられた岡崎は、なんとしても勝ちたい。
※昭和５９年のＮＨＫ紅白歌合戦のパロディ。
芸術は爆発ですねの巻
日本を代表する彫刻家・岡本ダローの個展が来月からひばりヶ丘ギャラリーで始まる。彼はこの近くに住んでいるという噂である。
※「ひばりヶ丘」という地名は久しぶり。次回にも登場。
１３日の宗一郎の巻
２月１３日。閉店間際の平和銀行ひばりヶ丘支店に強盗が押し入った。お金を下ろしに来ていた宗一郎は人質にされてしまう。
※ちなみに、昭和６０年の２月１３日は水曜日。金曜日であれば完璧だった。
真行寺ひろみの父の名は「先二郎」。
シャネルＮｏ．５の巻
真行寺ひろみの母は、ひろみにお見合いをさせようとする。相手は、国内の香水販売ルートを独占する青年実業家である。
※ひろみの姉の夫は、早大首席、集Ａ社勤務、年収１千万。って誰のことだよ！
ジャングルの王者 田残の巻
乱子たちは信州・野屁山の真行寺スキー場へ春スキーにやって来た。そこで、野屁山の森に住む動物使い・田残と出会う。
※信州シリーズ。
怒った乱ちゃんの表情がカッコいい。
東大二次だ！ 宗一郎!! の巻
東京大学の二次試験。宗一郎の一日目の出来は思わしくない。二日目に賭ける宗一郎。
※表札が受験のお守りとは知らんかったぜよ。
サーカス乱ちゃんの巻
目高学園にサーカスの一座で日本中を回っている片岡兄妹が転校してきた。
※「コスモ星丸」懐かしー。
さあて どうなる宗一郎？の巻
東京大学の合格発表。果たして宗一郎は文科Ⅰ類に受かっているか！？
※新しい展開が期待できるかといえばもはや作品にパワーは無く、物語全体が収束へ向かってることを予感させてしまう。則巻千兵衛が山吹みどりと結婚するようなものか(？)。この巻で完結でも良かった。（そんなことはない！）
|