Case File ９ ドンの憂鬱
ロンダーズファミリーやタイムレンジャーが週刊誌に掲載され、戦闘中もカメラマンたちに追われるようになってきた．．
［脚本：小林靖子］
（写真週刊誌を見る５人）
「異形の犯罪者集団、ロンダーズファミリー」？
どう見ても、やっぱ悪人面ですよね。
おいおいおい、出ちゃってんのかよ。
あれだけハデに動いてるんだもの。遅すぎたぐらいよ。
タック：
おそらく混乱を避けるために情報操作されてたんだろうが、抑えられなくなったようだな。
あっ。僕たちも載ってますよ。
「犯罪者集団を追う謎の５人組、タイムレンジャー」だってさ。俺こういうの載るの初めて。これ、貰い！
待て待て。こっちの俺のところ、切り抜かせろ。
ダメ！
もう一冊、買ってきましょうか。
おい、喜んでる場合かよ。
まだ正体不明になってるからいいけど。全部バレたらやりにくくなるわよ。これからますます気をつけないと。
すいません。
ヤバッ。俺、道場の仕事入ってたんだ。
あっ、俺も教習所。
アヤセ、お前まだ通ってんのかよ。免許ぐらい早く取れよ。
ヘタに経験あると難しいんだよ。
ドモンもいいかげん、護身術教室の生徒見つけないとね。
あ。すみません…。
（路上教習中のアヤセ）
教官：
君、上手いねえ。なかなかいいよ。
そうですか？
教官：
ずいぶん乗ってたんだろう、‥無免許で。
！…（わざとエンストさせ） あっ、エンストだ。どうしたらいいんです？
アーノルドＫ！ 同じ警察官として、あんたは許せないわ！
（戦いを終えて）
「タイムレンジャー、警視庁の秘密部隊か？」、かっこいいですねえ。
なんか、大げさになってるな。
でも、世間がそう思ってくれてると都合がいいわね。