Case File １９ 月下の騎士
竜也たちは、街でもう一人の自分の姿を見る。ギエンによる破壊活動で時空が乱れたのだ．．物語、急展開！
山形ユキオの衝撃的な挿入歌に乗り、自立型戦闘システム・タイムシャドウ登場！
［脚本：小林靖子］
（放り投げられた目覚まし時計）
ドモン！ もう、壊れるだろ。
その時計、品がないんだよ。もうちょっと優しい声で起こしてくれるとかさ。なんとかならないのかよ。
何言ってんのよ。ほら、ちゃんと起きて。今日は全員ビラ配りでしょ。
はい、お弁当です。
こんだけ？ 足らねーよ、お前。
すいません。昨日のバーベキューで使いすぎちゃって。
俺、いらないからやる。
ダメ！ アヤセはしっかり食う、ドモンはそれで我慢。お前、最近太ったぞ。
さ、行くわよ。
（ドモンに）太りましたよ。
うそだあ。
さて、始めるか。
ドモンさん、早く。
どうせ俺は太ってるよ。
いつまでもすねてないで。おつとめ、おつとめ。
太め？
つ・と・め。
（笑）つとめ。
太め太め。
やっぱりい。
タック：
危険だ、ギエンという男。おそらく、みんなが今日見た自分の幻は、あの男のせいだと思う。ここまで大掛かりなことをして、歴史に影響が出ないはずはないからな。一瞬、時空が乱れたんだ。
時空が？
どういうことだよ。
タック。これ、λ−２０００じゃないですか？
タック：
確かに。あの装甲車は、λ−２０００で動いていたのか。
じゃあ、第三総合研究所が作ったってこと？
タック：
そうなるな。ラムダはまだ研究所以外では作られてない。
おい、その研究所、浅見グループ関係って言ってたよな。竜也、お前何か知らないのか？
えっ、全然。だいたい親父がこんなビジネスもならないことに手を出すはずないって。…
（物語は急展開）
内務省治安維持局・長官：
いやいや。まだプロジェクト発足から２ヶ月弱です。浅見グループには、民間でありながら資金から設備まで、ご協力いただき、本当に我々としても‥。（おじぎ）
浅見渡：
ロンダーズが社会を脅かせば、我々企業への影響も大きいですからね。それに、新しい事業計画と無関係ではないので…。
Case File 19
2000.Jun.25.
Ｑ： 最近太ったのは誰でしょう？（笑）