Case File １４ デッドヒート
リラが解凍したマッドレーサー・バロンは、３０世紀でアヤセのライバルだった男だ。バロンは、交通事故を起こした際に不利な証言をしたアヤセを逆恨みしていた．．
カナル星人・バロンの魅力が炸裂する傑作。井上敏樹の世界。リラもいい（笑）。
［脚本：井上敏樹］
（ドライブに出た５人）
いやー、たまにはいいよな。レンタカーだけどさ、みんなそろってドライブなんてさ。
おい、お前らもっとそっち詰めろよ。
しかも、レーサーの卵だったアヤセの運転で。
レーサーの卵だとは言っても、こっちの世界じゃ免許取り立てよ。気をつけてね、初心者クン。
アヤセ、何があったの？ あのバロンとかいう異星人との間に。
ヤツの才能に嫉妬して、ひでえ事したんだろ。あーけっこうけっこう。お前にもそういう人間らしいところがあったんだな。安心したぞ。
アヤセがそんなことするわけないだろ。
おしえて、アヤセ。
‥３０世紀の世界で、俺とヤツは共にレーサーを目指していた．．．．
チェリーに塩をかけて食べる．．うまく化けても、カナル星人の食生活までは変えられないようだな。
負けないぜ、俺は。
（無線で）アヤセさん、警察から連絡きてますけど。‥免停の件で、講習会に出るようにって。
聞け、バロン！ 俺はサーキットを神聖な場所だと思ってる。だから、お前には罪を償ってほしかったんだ。そのために裁判で証言した。
お前はどんなカーブでも、見事にクリアすることができるじゃないか。少しぐらいの回り道がどうだっていうんだ。お前なら、立派に一からやり直すことができる！
バロン！ イカレた女の呪いを、俺が今すぐ解いてやるぜ！
たのむぜ、バロン。３０世紀に帰ったら、必ず一流のレーサーになってくれ。お前ならできるさ、絶対．．
Case
File 14
2000.May.14.
Ｑ： ５人のうち、バロンのライバルだったのは誰でしょう？