前シリーズのラストで初代スケバン刑事・麻宮サキは、戦いの中で炎に飲み込まれ行方不明となってしまった。暗闇指令たちは、二代目スケバン刑事となる人材を探し、全国のスケバンに戦闘シュミレーションを行っていた。暗闇指令の部下・西脇は、土佐で子供の頃から鉄仮面をつけたまま生活してきた青柳高校スケバン・五代陽子を推薦する．．

・暗闇指令のモニター室の場面、１分４３秒にも及ぶ長回し。
・五代陽子　身長160cm、体重45kg（鉄仮面込み？）、Ｂ80ｃｍ、Ｗ56ｃｍ、Ｈ82ｃｍ。
　ゲリラ戦法を得意として、四国全体のスケバングループから恐れられている存在。
・鉄仮面が割られる場面のＢＧＭはベートーベン『英雄』の第２楽章から。クラシック音楽の多用を予感させる。
　「風、…生まれてはじめて、頬に風が当たっちょる．．」
・西脇「お前が特命を受けてスケバン刑事となれば、お前の父親を殺し、お前に鉄仮面をかぶせた人物が誰か、お前自身の手で探り出せるはずだ。どうだ。これでもまだスケバン刑事になる気はないか。」
・自ら「暗闇指令」と名乗る暗闇指令。
・折りたたみナイフを開いてみる場面の南野陽子の野性味！
・テロップ「五代陽子　２代目スケバン刑事　麻宮サキ襲名！！」

　スケバン刑事・二代目麻宮サキを襲名した五代陽子へ初の指令が下った。カンフークラブ紅竜会が支配する桐の葉学園へ行き、紅竜会を壊滅させることであった。サキは、桐の葉学園の矢島雪乃を味方にする．．

・冒頭の紅竜会によるカンフーシーン。後ろの方を生徒たちが歩いてるのがユニークで面白い。
・「麻宮サキ。転校生じゃ。」南野陽子、かっちょえー。
・クラスは２年Ｆ組。
・紅竜会に腕立て伏せ２００回をやらされるサキ。南野陽子は腕立て伏せが１回もできない人なので、ここの特撮は苦労したようです。
・矢島邸に来たサキ。サキと雪乃の出会いの場面。雪乃に出されたお茶を飲むサキ「苦いちゃ。」に対し、
　雪乃「まさに茶のこころを心得ておられる。おみごと。」　おもろー。
・「（私にも）母校愛はある！」　南野陽子、かっちょえー。
・火鳥礼子に向かって桜の代紋を開くが、雪乃はこの場所には居合わせず、サキがスケバン刑事であることをまだ知らないことに注意！！

　サキは、西脇が教師を務める梁山高校へ転校してきた。梁山高校のスケバン・中村京子は、初代麻宮サキの噂を聞いていた。新聞部の奸計により、２人は対決するハメに．．そして、サキを慕い矢島雪乃も転校してくる。

○お京、食べる
　今回、お京がリンゴをかじる場面は３回。
・新聞部の連中「麻宮サキ。元、鷹の羽学園に籍を置くスケバンだぜ。」
　お京の男友達「サキってのは横浜の生まれのはずだぜ。」「それにあいつは今、行方不明だって聞いたけどな。」
　うひゃー、こんなとこに初代「スケバン刑事」の設定が！
・お京御一行の喫茶店の場面、中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」が流れてるのに泣けます。
・今回、指令なし。桜の代紋も出さず。ただ転校してきただけ。だけど、今回の面白さ、特筆モノ。
　だんだん普通の女子高生になってしまったが、やはり最初の頃のお京はかっちょえー。

　少年院に送られた“野獣組”の３人が学園へ復讐に来る。サキに野獣組を倒すよう指令が下った．．

・「真昼の決闘」のパロディ。
・西脇の指令「野獣組と戦い、闇の組織へ宣戦布告しろ！」
・サキが「転校生、麻宮サキ」と言ってやって来るのは口実で、学籍は梁山高校のままと思われる。

　西脇の指令によりサキは、“修好塾”を調べることになった．．

・２年Ｂ組の教室には「報思」の額。
・しぶしぶ修好塾のハチマキをしめるサキ、かっちょえー。
・修好塾の入口の自動ドアを出るサキ、かっちょえー。
・相楽ハル子、意外なほどアクションが細いー。南野陽子や吉沢秋絵の方が、むしろ安定感が感じられてしまうほどだ。

　前話のラストでサキが刑事だと知り、衝撃を受けるお京＆雪乃。一方、謎の組織（青狼会）は、サキ打倒のため、刺客ハヤトを送り込んできた。サキは２人に自分の過去を話す。３人は共に戦うこととなる．．

・「ターミネーター」のパロディ。
・お京「マッポの手先かよ。イヌじゃねえかよ。見損なったぜ。なんか言うことはないのかい。」
　サキ「ない。」　南野陽子、かっちょえー。
・西脇「どうやら敵がお前の存在を意識し始めたようだな。これでいい。」
　サキ「ウチをあんたの手駒にでもしたつもりかね、西脇さん。ウチはええように操られるのは好かんちゃ。」
　西脇「（笑って）考えすぎるな。」
　サキ「あんたはウチに闇の敵と戦えと言う。その敵と父上を殺した奴はまっこと同じ奴じゃろか。
　　　　もうそろそろ詳しいことを教えてもらいたいもんちゃ。」
　西脇「残念だが、それは私の口からは言えない。お前自身の手で探り出すんだ。」
　サキ「そうやってウチを利用するがかえ。それならそれでええちゃ。
　　　　今は使われたるけんど、そのうちおまんらの正体を探り出しちゃるきに。」
　西脇「その意気なら、あのバケモノ（ハヤト）に狙われても私たちの助けは必要ないな。」
　サキ「当たり前じゃ。」
　…この互いの言い分は、今後の展開の基調として最後まで生き続ける。
・サキ、お京＆雪乃に「そこまで言うのなら話す。けんどそのかわり、これはあてえの問題じゃき、おまんら決して関わんじゃないぞね。ええな！」　サキ、かっちょえー。
・サキの住所：東京都世田谷区千鳥町３−１８−７方　　誕生日：５月２１日
・サキの回想、追ってくる松明の灯りは第３８話と対応。
○お京、食べる
　サキの部屋でリンゴをかじるお京。
○お京＆雪乃
　お京「この時代ボケ！」「タコ！」「ボケ！」
○お京＆雪乃
　雪乃「お抜かりなく、京子さん。」
　お京「てめえこそ。」

　代議士の政治資金８千万が高校生グループに強奪された。犯人のうち一人は交通事故で死んだが、その男の育った養護施設が得体の知れない学生たちに見張られてるらしい。サキに、養護施設を探るよう指令が下る．．

・「二代目はクリスチャン」（忘れ去られてる映画）のパロディ。
・その教会の名は「東京修道女会 新生教会」
・たき火をしながらサキに指令を伝える西脇。西脇の熱がる焼きイモを、サキが素手で受け止めるのが不思議。イモに何か仕掛けが施してあるのだろうか？？
○お京＆雪乃
　お京「お前さんちはクリスマス、どんなことをやるんだい。」
　雪乃「うちは宗教が違いますから、クリスマスの祝いはいたしませんのよ。」
　お京「あ、そ。かみ合わないよ、お前さんとは。」
　（考えてみりゃ、この２人の組み合わせはすごい。）
・「ジングルベル」のオルガンを弾くサキ。本当に弾いてる。
・お京「てめえら、あの子に何の用だい？」　斜めのアングルがかっちょえー。
○お京＆雪乃
　お京「あとは頼んだよ。」
　雪乃「心得ました！」
・お京「ここまで追っかけて来たんだけど、人混みで見失ってさ。用心した方がいいよ。」　今回のお京の髪型、いーわあ。
・お京が犬を抱くところが良い。やっぱお京！

　横浜が何者かの手によって変えられつつあるという。横浜を仕切るスケバン、レイファに接触し情報を得るようサキに指令が下る．．

・若干、説明不足の点もあるけど、スピーディな展開が快い好編。くり返し見て楽しめる。
・レイファが入った、定食￥550の店の様子をうかがうサキ、かっちょえー。刑事なのだ！
・波止場でのサキとレイファの接触場面。
　レイファ「あんた、何しに来た。」
　サキ「おまんの手助けに。」　サキの顔、かっちょえー。
○お京＆雪乃
　雪乃「あのー、横浜にはまだ海賊さんがいらっしゃるんですか？」
　お京「のんびり屋、お前なんにも知らねえんだな。海賊放送ってのはな、許可取らねえで勝手に流してる放送のことだよ。」
　雪乃「ああー、そうなんですかあ。」
　頭を抱えるお京。
・レイファが投げたバラを受け止め投げ返すサキ、かっちょえー。
・路上にビー玉をまくお京。
・今回のお京の髪形もキマッてるね。
・レイファ「足手まといにならないよう気をつけな。」
　サキ「おまんの方こそ。」　ひえー、かっちょえー。
・南野陽子にしては立派なアクション。
・バロンを倒した後のサキの表情、かっちょえー。
・引き上げるお京、かっちょえー。

　おニャン子クラブの国分さおりが何者かに誘拐された。「夕やけニャンニャン」の放送時間が迫るなか、サキたちは必死にさおりを探す．．

・「ヤァヤァヤァ」のパロディ、とのことですが．．
・今回のお京の髪形もキマッてる！
・国分さおり「私、おニャン子なんです。『夕やけニャンニャン』の。」
　お京「あ、そっか。」
　サキ「何それ。」
　お京「え？ 夕方テレビでやってんだよ。『夕やけニャンニャン』って番組。この人、それに出てんだってさ。」
　サキ「ハァ、ウチ（私）にはテレビがないきに。」
・原宿の場面。
　サキ「クレープって、何？」
　お京「クレープ知らないのかよ。」
　バックに流れるＣ-Ｃ-Ｂ「Lucky　Chanceをもう一度」が、どうしようもなく時代っぽくて良い。
○お京、食べる
　クレープって、この頃が出始めだったんだっけ？
・雪乃と、うしろゆびさされ組withおニャン子クラブによる「うしろゆびさされ組」。吉沢秋絵、えらい楽しそうな良い表情です。
○お京＆雪乃
　お京「上等じゃねーか、このタコ！」
　雪乃「タコさん、覚悟！」
・国生さゆりによる「バレンタイン・キッス」。
　この頃の国生さゆりは良かったなあ。私、「星屑の狙撃手（スナイパー）」だけレコード持ってます（笑）。　

　雪乃のかつての恋人・大杉隆夫は、青狼会から恋人とともに逃げようとしていた。雪乃たちは、隆夫を助けようとする。

・全編「カサブランカ」のパロディに包まれてるが、嫌味のない好編。ソフト・フォーカスの画面もきれいです。
・タコ焼きがどんなものか知らないお嬢様・雪乃。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←雪乃の想像図

・影の総統の演説シーン、ＢＧＭはワーグナー／歌劇「さまよえるオランダ人」序曲。効果的です（笑）。
・お京＆雪乃が宙づりにされるシーンは、もしかしたら危険なシーンかもしれない。
○サキ＆お京
　お京「おい、あいつら何話してんだ？」
　サキ「ウチは小さいときからケンカばっかりしとったきに、男と女のことはよう分からんちゃ。」
・大杉隆夫、サキに「影の総統のことだが、ゼクウというロック・スターをマークした方がいい。」と教える。

　大杉隆夫から聞いた、ロック歌手“ＸＥＫＵ（ゼクウ）”。サキはファンを装い、ＸＥＫＵの情報を得ようとする。そして彼が、「総統」と呼ばれていることを知る．．

○お京＆雪乃
　雪乃「何ですの、このみだらな曲は！」
　お京「なんだ、ゼクウじゃんかよ。」
　雪乃「ゼクウ？」
　お京「お前、ゼクウも知らねーのかよ、時代ボケ！」
・渋谷のライブ・ハウス「エッグ・マン」でのロケ。
・長島ナオトの歌が聞けます。
・バイクで追跡するサキ。
・サキとすれ違う影の総統の目、目、目。名場面です。

　街を歩いていたお京が、男からむりやり赤ん坊を押しつけられた。その男こそ、サキが行方を探していた軍事科学のエキスパート、坂崎であった。坂崎は青狼会に捕らえられていた．．

・「キリングフィールド」のパロディ。
・雪乃も２年Ｂ組に来た説明がない。席替えもしたよう。
○お京＆雪乃
　雪乃「まあ、お母様に似て、大胆なお顔立ちですこと。」
　お京「冗談じゃないよ。あたいの子じゃないってば。」
○お京食べる
　リンゴ
○お京＆雪乃
　雪乃「どうして私がこんな格好をしなくちゃいけませんの？ これじゃまるで村長さんの選挙じゃありませんか。」
　お京「目立ちゃいいんだよ、目立ちゃ。嫌なら帰りな、お嬢さん。」
　雪乃「すみません、育ちが良くって。」
　お京「どうせあたいは一般庶民だよ！」
・お京「どんなことがあっても、この子の親はあたいが見つけだす。あたいと同じ思いは、させたくないんだ。」
　お京の家庭状況がうかがえる発言ですが、その後の回でも詳しい説明は一切ありません。お京の家庭状況は最後まで謎のままです。
・バイクでお京を探すサキ。
・サキのヨーヨー投げの分析
　　Ａパターン　アンダースロー　232km/h
　　Ｂパターン　オーバースロー　248km/h
　　Ｃパターン　サイドスロー　253km/h
　　やはり、サキ得意のサイドスローが一番威力があるようだ。
○サキ＆お京
　ラストで、サキ「おまん、思い切ってこの赤ちゃんの母親になっちょりや。（父親がいる前で）」
　お京「バカ、お前何考えてんだよ。」
　サキ「なーんも考えちょらん。」
　不思議な名場面です。
・この手の話にありがちな、赤ん坊に対する過度の感情移入がないので、私は好きな回です。

　白樺高原ホテルで行われる全日本学生チェス選手権の決勝大会を利用して、青狼会が何か企んでいるらしい。雪乃も参加するこの大会。陰謀を暴き、それを阻止するようサキに指令が下った．．

・サキの試験の点数、２５点。
・ドレスアップした３人。「踊っていただけますか。」との誘いに、
　サキ「えっ。けんどウチは盆踊りぐらいしか踊ったことがないきに。」

　青狼会は、サキに恐車七人衆を差し向ける。“恐車の術”をかけられたサキは苦戦を強いられる．．

・２年Ｂ組はまた席替えしたようです。
○お京＆雪乃
　お京「（サキは）この頃、あたいより学校フケるのうまくなっちゃってさあ。」
　雪乃「きっと、大きな事件を片づけに行ったに違いありませんわ。」
　お京「どうして？」
　雪乃「敵が強ければ強いほど、私たちを巻き込むまいと一人で立ち向かっていくのがサキさんですもの。」
　お京「そういうとこあんだよな、あいつ。…ったく思い込みが激しいっていうか、バカなんだから。」
　雪乃「私のお慕いするサキさんは、バカなんかじゃありません！」
　お京「タコ！ そういう意味で言ってんじゃないんだよ。これでもあたいなりにほめてんだよ。」
　雪乃「変なほめ方ですこと。」
・この回のお京の髪形もいいね。
・お経をあげるお京。相楽ハル子の芸だろうか？？
・学校の屋上で接触する西脇とサキ。
　サキの独白「あの男（西脇）、ようあれだけ自分を使い分けられるもんじゃ。ウチにはとうていできんちゃ。」
　ブリッ子はサキには無理のようです。

　前話の続き。サキと言葉を交わした人間が襲われる“恐車の術”。雪乃はさらわれ、お京も倒された。サキは、恐車七人衆との決戦に挑む．．雪乃は目が見えなくなってしまっていた。

・オープニングで楽しそうに笑う恐車七人衆のみなさん。
・今回のお京も引き締まった表情でいいですねえ。
・サキからお京へのメッセージ「ウチに関わるな。」
・ナレーションの来宮良子さん、名アフレコ（笑）。
・鉄仮面を装着してる方がアクションの吹き替えをしやすいように思えるけど、単純にそういうわけでもなさそう。
○お京＆雪乃
　目をやられ、入院することになった雪乃。
　お京「ここにあるもん、食っていい？」
　雪乃「どうぞ。お好きなものを召し上がって。」
　お京「ハーイ。」
　（雪乃、後悔することになるぞ！）
○お京、食べる
　ショート・ケーキの丸かじりに挑むお京。

　殺し屋・デューク南郷が、かつて戦った西脇との決着をつけるため、偶然出逢ったサキを利用する．．

・前話からの続き。早乙女七郎の墓が登場。
　だんだん戦いが本格的になってきたので、西脇にも思うところがあったのでしょうね。
○お京、食べる
　何食ってんだ、お京。
　雪乃の病室で勝手にケーキを食べるお京。
・「超合金ヨーヨー」
・お京、水ふうせんで「麻宮サキごっこ」。
○前史
　１５〜１６年前、西脇は早乙女七郎博士の護衛の任務についていた。（？？）
　西脇は、殺し屋・デューク南郷と戦う。
・ダブルヨーヨー登場。

　影の総統が心臓にペースメーカーをつけていることを知ったために妹を殺された元青狼会幹部・中山。彼は、ラジコンカーを使い、影の総統の暗殺を企てる。それを阻止しようとするサキ＆お京．．

・タイムリミットもの、好きです。
・開明高校（男子校）にパン売りのオバサンとして潜入するサキ＆お京。
　お京「オバサンだと、てめえ、ブッとばすぞ、コノヤロー！」
・ライダースーツのサキ。
・今回のお話、刑事っぽくて好きです。
・よけいな感情の葛藤がなくて好きです。
・影の総統は、年に一度ペースメーカーの調整のためアメリカへ行く。
・雪乃の病室で梨の皮をむくサキ。左手で包丁を持ってるせいか、非常に危なっかしく見える（笑）。
○お京、食べる
　雪乃の病室で食べるバナナ。
・影の総統が乗る飛行機は、３月６日のワールド航空７０２便。
・バイクで空港へ向かうサキ、後ろにお京。
・今回も２つのヨーヨーを駆使するサキ。

　青狼会は、黒駒高校を拠点に番長連合を作ろうとしていた。次に狙われたのは飯岡高校であった。サキ＆お京は男装し、飯岡高校に潜入する．．

○お京、食べる
　雪乃の病室で、雪乃とともにアメをなめるお京さん。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　←アメって、こーゆーアメ。

・飯岡高校（またも男子校）に、男装し、麻宮竜馬、中村慎太郎の名で転校したサキ＆お京。
　転校するには西脇の補助があったと思われるが、お京は西脇がエージェントであるのを知らないので一体どうやったのだろう。（なんてことは考えない。）
・学生服姿のお京、かっこ良すぎ。ビー玉技も冴える！
・飯岡高校番長　川原順治。黒駒高校番長　黒木勝造。
・影の総統がアメリカに行ってる間、青狼会の指揮を執るのは美智雄。
・用心棒“ベーゴマの風”がかっこいい（笑）。
・お京がやたらかっちょえー。ギャグ作であるものの、傑作。
・ギャグ編であるため見過ごされがちであるが、今回、南野陽子も相楽ハル子もアクションが立派（笑）。

　サキ＆お京は、雪乃が目の保養のため長逗留している勝浦にやって来た。一方、青狼会は、勝浦に強化合宿訓練所を建設するため、土地買収を展開していた．．

・後に梁山連合に加わる、勝浦紅組・平田たい子との出会いの回。
・美智雄は、影の総統が帰国するまでに青狼会青年部強化合宿訓練所の建設計画に着手したいと考えていた。
・たい子「タコ！」　サキ「フグ！」
・スカートを濡らしながら海へ入るサキ。南野陽子、熱演。
○お京、食べる
　サキの気も知らず、魚介類の鉄板焼きを食べるお京。
・たい子「フグ！」　サキ「タコ！」

　青狼会は、サキを倒すため刺客・ハヤト２号を送り込んできた。お京は、ハヤト２号が自分にビー玉を教えてくれた幼なじみだと気づく．．

・ハヤト２号…大事故に遭い、記憶を失っている。
○お京、食べる
　雪乃の病室で、雪乃と食べる柑橘類は何？
　歩きながら何か食ってるお京。
○前史
　１０年前、お京はたけし兄ちゃんからビー玉を教わる。
○お京、食べる
　オバＱプリントのアイスを食べる１０年前のお京。
・たけし兄ちゃんは、ビー玉で人に大ケガさせて、施設に入れられたのであった。
・いきなり電話をかける雪乃。目に包帯をしてるが、見えてるとしか思えない。
○サキ＆お京
　サキ「ウチがおらん間に何ぞあったかえ？」
　お京「なーんもない。平和なもんさ。」
　壮絶な戦いの直後なのに平静を装うお京のセリフ、感動的です。

　おニャン子クラブが一日店長をしている王子信用金庫に強盗が立てこもった。サキも事件に巻き込まれる。ヨーヨーがないサキは、この事態をどう乗り切るか．．

・ＢＧＭに、おニャン子クラブ「じゃあね」。春なんですねえ。
・３年生に進級したサキ、雪乃、お京。
　サキ「そうか、今度から（代紋を開く時）３年て言わないかんのじゃねえ。」
　今回から、セーラー服に３Ｂのバッジをつける。
・生活費をおろすため、銀行（王子信用金庫）へ走るサキ。シャッターが閉まりかかってるところへもぐり込む。すごいシーンだ。
・普通預金払戻請求書に、思わず「梁山高校３年Ｂ組　麻宮サキ」と書いてしまうサキ。すごいシーンだ。
・ライフルが暴発し、強盗犯のうちの一人がケガをする。その手当をするサキ、かっちょえー。
・修理し終えたヨーヨーをお京に託す西脇。
　お京がエージェントとしての西脇と接する数少ない場面。（第６話などでも、ちょっとだけ接触する。）
　当然、自分の担任の先生とは気がつかない。
　それにしても、お京にまかせる西脇も西脇。お京を信頼してるということなんだろうけど…。
・セーラー服の上に割烹着をつけたお京。強いよなあ、お京って。
・ラストの３年Ｂ組のシーンは、席の並びが矛盾してる。
・今回のお話、青狼会と無関係。

　梁山高校の応援団員となったサキは、バスケットボール部の試合の最中、大団旗を持ち続けることとなった．．（笑）

・南野陽子は意外にアクションができます。
・南野陽子（サキじゃなく南野陽子）って何考えてるかホント分からない感じのときがある。（そこがいーの。）
・上原君の名前は「大」（丈？）。
・南野陽子は本人がその気なら本物のスケバンになれる。
・テロップ「梁山高校大団旗。ポールの高さ８メートル　旗本体の広さ畳１０畳分、総重量７０キロ」
・南野陽子「恥ずかしすぎて」が喫茶店の場面のＢＧＭとして使われてます。
・３年Ｂ組の時間割。月、木曜日が５時限、土曜日は４時限、ほかは６時限。壁に「報思」の額。
・西脇の独白「サキ、せいいっぱい思い出を作っておけ。すぐに修羅の道に踏み込んでいかなくちゃならんお前だ、サキ。」は、実は重要なセリフなのである！
・羽織袴姿のお京、かっちょえー。
・今回のお話、青狼会まったく関係なし。

　前話の続き。白銅高校のテツ＆コウジに惚れられたサキは、デートの申し込みを受ける．．

○お京、食べる
　サキと一緒に食べる、これはアイスクリーム？
・喫茶店の場面のＢＧＭに、安全地帯「恋の予感」。
・この回で使われてた南野陽子の歌が「春景色」なのでしょうか？（私、知らない。）
・今回も青狼会は関係なし。
・この回のラストは、これから先の凄絶な戦いを予感させるにあまりあるものです。
　第２１、２２、２３話は、つかの間の安らぎに過ぎませんでした。

　青狼会を抜け出した関口を保護しようとしたサキだったが、自殺されてしまう。ショックを受けるサキ。その後、サキのクラスに関口と瓜二つの男・徳永が転校してきた．．

・サキの部屋に忍び込んで、下着泥棒に間違われる西脇。「私はエージェントなんだぞ。いいかげんにしなさい、バカ。」
　サキ「どうかのう。中年は分からんき。」
・渋谷のライブハウス“屋根裏”でのロケ。
・この頃から、だんだんお京の髪形がフツーの女子高生になってきてしまってます。
・３年Ｂ組はサキとお京の席が入れ替わってる。
・唐突に現れるリボン三姉妹。テーマ曲：ムソルグスキー「禿山の一夜」

　前話の続き。戦意を喪失してしまったサキ。実は、青狼会が巧妙に仕組んだワナだったのだ。サキがとった作戦は．．

・第２４、２５話の前後編は、ヒッチコック「めまい」のパロディ。
・サキを助けるお京。この番組の主役って、やっぱお京だよなー。
・梁山高校の時計は合ってないようだ。
○お京、食べる
　雪乃の病室で、雪乃「これでもお食べになって。」
　お京「ばかやろう、そんなこと言ってる場合かよ。」と言いながらも食べるショートケーキ。
・砂浜の柔道でサキを鍛え直す西脇。
　南野陽子、ほんとに投げ飛ばされたりなどしており、たいへんです。
○お京＆雪乃
　お京「雪乃、お前トロいだけかと思ってたら、けっこう脳味噌あんのな。」
　雪乃「もおー、ばかなこと言ってるときじゃありませんことよ。」

　能面をつけた、お京に瓜二つの女が次々とスケバンを襲った。お京は、その女と戦う．．

・相楽ハル子の一人二役が存分に楽しめる快作。
　お京の相手となるのは、聖フランシス女子高等学院・真行寺麗。
○サキ＆お京
　授業をサボろうとするお京に、サキ「またエスケープかえ？ ええかげんにしちょきや。」
　お京「ちぇっ、おふくろみたいに言うなよ。」
○お京、食べる
　喫茶店で食べるプリン。
・メンバーズ・クラブの場面のＢＧＭに、なんとブラームスの弦楽四重奏曲第３番第２楽章が用いられている。「スケバン刑事�U」ではクラシック音楽が下品な使われ方をしてるケースが多いが、この選曲だけは立派である。（なんちって。）
・真行寺麗、お京のために飲み物を持ってこさせる。「お茶は、煎茶ではなく焙じ茶。葉は３ｇより多すぎても少なすぎてもならず。はじめて湯を通したものよりは、３度使い古したものを好む．．調べさせましたの。」
　お京「ちがうね。湯通しは３回半だよ。気取るんじゃねえよ。」　わけわからんが面白い。
・お京って強えよなー。
・今回も青狼会とは関係ないお話で、お京じゃないですが、「真行寺麗、一体お前は誰なんだよ。」（第３話みたいなセリフ）といったところです。でも、なんか好きな話。

　雪乃の目が治りかけてきた。青狼会は雪乃を標的とする．．

・タイトルのみ「暗くなるまで待って」のパロディ。
・雪乃が入院してるのは、城南大学附属病院。
○お京＆雪乃
　お京「学校だって堂々と休めるんだしさ。」
　雪乃「そんな！ 私はお京さんとは違います。」
　お京「なんだとコイツ！ 人が慰めてやってんのによお。」
・青狼会がらみの話です。美智雄「もうすぐ総統がお帰りになる。その前にせめて矢島雪乃だけでも倒しておかねば、留守を預かる我々の立場がないのだぞ！」
○お京、食べる
　雪乃の病室で食べるケーキ。
・サキ「どうせウチは恋なんぞ知らん鉄仮面少女じゃきに。」　この場面もお京が中心。主役だよなあ、やっぱり。
・映画館のスクリーンの前で繰り広げられる雪乃の戦い。この番組はとにかく映画への想いにあふれてます。

　スケバン中学生がサキに戦いを挑む。

・唯一の駄作。どーでもいー話。（敢えてそう言おう。）
　逆に言えば、ほかはそれなりに皆良いということである。
・喫茶店でのＢＧＭで流れてる南野陽子の歌は何？
・中学生スケバンの部屋、「たおせ!!麻宮サキ!!」の貼り紙の脇に、‘あしたのジョー’の絵２点。
・張り込みをしながらお勉強をするサキ。
・雪乃が復活したにもかかわらず、今回もサキ＆お京のチームなのはなぜなんだろう。（って。）
・サキとお京の連携プレー、かっちょえー。

　前半の総集編。

・第３話の「さよならのめまい」のシーンはＢＧＭが「季節はずれの恋」に差し替えられているが、当然のことながら、やはり「さよならのめまい」の方が良い。

　青狼会は全国の有力な女生徒会長を集めての集会を画策している。サキは、関東を仕切る恭嶺女子学園高校の生徒会長・伊集院要と接触する．．

・ライダースーツのサキ。
・アメリカで心臓のペースメーカーの調整を終えた影の総統が帰ってくる。
・西脇の独白「総統に行き会ったとき、サキ、お前が何を知ることになるのか！」
・サキ「あれ（青狼会）は恐ろしい組織なんじゃ。だまされちゃいかんぞね。」
　要「しかし、使者の口上を聞いた限りでは、この日本を若い力で改革しようというその目的は立派なものに思えたがなあ。」
　サキ「やつらの実体をおまんは知らんのじゃ。」
　要「あんたは知ってるのかい？」
　サキ「やつらの犠牲になった多くの弱い学生たちがおることでウチは知っちょる。その一点だけで、ウチはやつらを認めん。許しちゃおけんのじゃ。」
・日本学生支援協会に単身乗り込むサキ。ボディ・チェックを受ける場面のＳＦ的なムードは！！
・サキと影の総統、接近の場面。ＢＧＭはチャイコフスキー「悲愴」第一楽章展開部。影の総統のサキに対する一発目のムチが、第一楽章２０５小節目の４拍目に対応してる点に注目！！
　影の総統に正体を見抜かれる、サキの不思議そうな表情はどうだ！！！
・リボン三姉妹に消化器を浴びせるお京のイジメッ子面！
・要「気をつけて、まだそこらにやつらが…。」の後の雪乃が立ち上がるところ。何気ない撮り方ですが、なぜか印象的です。

　青狼会はサキたちを倒すため、刺客・黒羽五人衆を送り込んできた．．

・わざわざ造成地。
・今回からセーラー服は衣替え。夏服！　３Ｂのバッジはそのまま。
・父の墓の前でのサキの三つの悲願。
　一つ「父上を殺し、ウチを鉄仮面をかぶらんと生きていけん運命に追い込んだ男を探し出すこと。」
　二つ「青狼会・影の総統の野望を打ち砕くこと。」
　三つ目「ウチの出生の秘密を明かす。」
・お京の部屋が登場するのは、今回と第２０話「愛と悲しみのビー玉勝負」のみ。

　前話の続き。体が動かなくなったサキたちは、雪乃の別荘で黒羽五人衆を迎え撃つ。サキの母親が五代道子と知った影の総統は．．

・影の総統は黒羽五人衆を止めようとするが、彼らは言うことをきかない。おもしー。
・サキはゲリラ戦が得意。おおっ！第１話の設定が！
・サキ「おまんが誰じゃろうと、ウチはおまんを倒す！ 青狼会の野望、打ち砕いてみせるぞね！」
　影の総統「面白い。受けて立とう！」
・信楽老、初登場。

　影の総統の育ての親、信楽老が動き始めた。青狼会のウルフレボリューションも開始され、学校を追い出された平田たい子、伊集院要たちがサキのもとへ集まってきた。サキは、近畿に巨大な指導力を持つ麗心女学園・工藤美紀の強力を得ようとするが．．

・なめら、こえー。
・なめらがサキに襲いかかるシーンと、サキと工藤美紀の戦いのシーンのＢＧＭが、変にかっこよくて好き（笑）。
・梁山連合の中で一番発言力あるのは、やっぱお京だよなー。
・お京の髪形、つまんなくなっちまったなー。なんでこーなったんだろー。

　前話の続き。猫目一族・“なめら”の毒により操られるサキは、工藤美紀を襲ってしまう。お京＆雪乃は美紀を救うため、敢えてサキと戦う．．

・なめら、こえー。
・ダブルヨーヨー
・戦闘シーンで、お京のパンチラ（？）。
・梁山連合結成！
○前史
　１２年前、早乙女志織、鉄仮面をかぶせられる。
　

　梁山高校の３人を中心とした梁山連合は、青狼会のウルフレボリューションに反撃を開始する。一方、信楽老は、鉄仮面に隠された秘密を探るべく、鬼界坊に鉄仮面奪取を命じる．．

・懐かしのレイファ。
・梁山連合が戦いの前に交わす水さかづき。工藤美紀、楽しそうなのが印象的。
・サキ、自分の本当の名前「早乙女志織」を知る。
・雨の中の西脇とサキ。

　影の総統・信楽恭志郎は、信楽老を倒して自ら日本を支配しようと決意する。そのためには、鉄仮面の謎を解かねばならない。恭志郎は工藤美紀をさらい、交換条件としてサキに鉄仮面を要求してきた．．

・久々に鉄仮面を装着して戦うサキ。
・番傘で戦う雪乃、かっこいい！
　袱紗なんかではなく、番傘を主たる武器にすれば良かったのに、雪乃。
・雪乃の投げた袱紗で、敵の傘の柄が切れるシーン。傘が落下してくるところがかっこいい（笑）。
・意外にアクションに安定感がある吉沢秋絵（笑）。
・影の総統の、ウルフレボリューション終了宣言。

　恭志郎は鉄仮面を手に入れたものの、その秘密が分からなかった。恭志郎の弟・蘭丸の情報により、黒バラ館に囚われている男が鉄仮面の秘密を握っているらしいことが分かった。恭志郎は、サキにそのことを告げ、黒バラ館で待ち伏せる．．

・こんなこと思うのは私だけかも知れないけど、サキがヨーヨーを扱う際の効果音の入れ方は、この番組一貫して見事である（半分笑）。
・石柱をはさんでの西脇とサキ。印象的な構図でかっちょえー。
○前史
　早乙女志織、１２年前まで、バラ館で幸せに育つ。
・何のために登場したかわからない、黒バラ館の牢屋の番人。

　黒バラ館に囚われていたのは、早乙女家執事の源十郎であった。源十郎は、サキの出生の秘密を話し始めた。サキの母・道子は、信楽老の養子であった。道子は、早乙女博士に近づき鬼怒良の秘宝を探させるよう命じられていたのだ．．

・サキ「口先だけで何と言おうと、弱い学生たちを犠牲にするおまんの野心は許せん！
○前史
　志織の母・道子は、信楽老にさらわれ育てられる。
　道子は信楽老の命令により早乙女博士に近づき、博士は道子に恋をし、結婚する。
　信楽老は、鬼怒良の宝を早乙女博士に発見させるため、道子を早乙女家へ嫁がせたのである。
　信楽老により恭志郎がどこからか連れてこられ、道子に養育をゆだねる。
　早乙女博士は、鬼怒良古墳を発見する。
　だが、夫と娘を愛していた道子は信楽老に報告せず、早乙女博士に全てを打ち明けてしまう。
　宝が発見されれば、秘宝を守ろうとする信楽老により早乙女一家は皆殺しにされる。
　大学時代からの親友・西脇に相談し、信楽老が日本を裏から支配しようとしてる恐ろしい男だと知った早乙女博士は、鬼怒良の秘宝を半永久的に密封することにした。
　信楽老の魔手が迫って、一家全員の危険を覚悟した早乙女博士は、鉄仮面に秘宝のありかを封じ込めた。
　早乙女博士は殺され、道子と志織は西脇とともに逃げる。
・幼い頃の志織にはホクロがない。
・長島ナオトのアクションは中の上。
・牢屋の番人さんは、一体何だったのだろう。
・お京の髪形はなんとかならんのか。
・オヒョイさんのような信楽老。

　恭志郎は、２つのペンダントの音に鉄仮面が反応することを見つけた。一方、サキは、２つのペンダントのマークを重ね合わせたものを校章とする天地学院高校を調べ始める。そこには、「天に道なく地に道なし　我ただ人の道を歩む」の言葉が刻まれた碑が立っていた．．

・ナレーション「サキの母、道子は信楽老の養女であった。
　信楽老の命により、夫・早乙女七郎に鬼怒良の宝を探させようとした道子。
　しかし、鬼怒良の秘宝を発見した夫に道子は全てを打ち明けた。
　信楽老の魔の手が迫り、家族の危機を感じた早乙女七郎は、鉄仮面に秘宝のありかを封じ込めた。」
・西脇の解説「信楽老という男は、私利私欲で日本を陰から操っている男。
　そんな男が鬼怒良の秘宝を手に入れたら、それこそ日本はほろぼされてしまうだろう。
　早乙女は、何としても秘宝を守らなければならなかったんだ。
　たとえ、お前が鉄仮面をかぶる運命に追い込まれたとしてもだ。
　そして、その鉄仮面をお前にかぶらせたのは、…この俺だ。」
・オルゴール・ペンダントの秘密
　恭志郎のペンダントの振動数…２８４〜７６００Ｈｚ
　志織のペンダントの振動数…３２０〜８２００Ｈｚ
○お京＆雪乃
　お京「あんたトロいからさあ、見逃してるかもしれないじゃん。だから今度はあたいが調べる。」
　雪乃「まあ、トロいだなんて失礼な。あなたこそ相当なオッチョコチョイじゃありませんか。返してください。」
　お京「なんだとコノヤロ。」
・天地学院高校での出来事は、バックに鳥の鳴き声が入ってたりしてて、なんかミョーにいい雰囲気です。

　鬼怒良の秘宝は、梁山高校に隠されていた。恭志郎は梁山高校へ向かう。信楽老もそれを知り、宝を奪い恭志郎とサキを殺すよう命じる。サキは、梁山高校が青狼会に乗っ取られたことを知り梁山高校へ向かう．．

・早乙女七郎が娘へ残した手紙「父は秘宝の力を利用して、ある邪悪な心を持つ人間を倒そうと試みた。」とは、一体どういうことだったのだろうか？？？？
・長島ナオト、今見ても美形です。私の記憶が正しければ、当時「夏・体験物語」で、中山美穂とキスシーンを演じたりもしてました。

　信楽老は、暗闇指令の組織に圧力をかけ、サキをスケバン刑事から解任させる。しかし、不老不死の鬼怒良の秘宝が信楽老に渡った今、サキたちは戦いをやめるわけにはいかない。雪乃、お京が次々と倒される．．

・「今後、お前が暴力をふるったり人を追いつめたりすれば、それはすなわち法律違反だ。犯罪者として遠慮なくショッピくぞ。」　勝手なことを言う暗闇指令。やーねえ。
・西脇「裏切り御免！」のセリフは、黒沢映画『隠し砦の三悪人』の田所兵衛と同じくらいかっこいい！

　西脇は暗闇指令の命令を破り、サキとともに信楽老の屋敷へ突入する。しかし、西脇は銃弾に倒れ、サキも信楽老との対決に破れた。鬼怒良の秘宝から不老不死の酒が流れ出す時、ペンダントのオルゴールの音が響きわたる．．

・信楽老の邸内へ乗り込む西脇とサキ。緊迫感あるよお。
・サキと信楽老の直接対決の場面で、なぜか突然流れる、ケチャの音楽。不思議にマッチしてしまってるのが、ちょっとすごい。

　東京湾海上２kmの島にある三晃学園は、服部校長の徹底した矯正教育で世間では評判だったが、実は高校生たちをクーデターの兵士にするための“地獄城”であった。サキは、地獄城を脱走してきた萩原和夫と出会う．．

・「生きて帰れよ！ 愛しの少女たち。」
　…この予告編を見て、この映画を観たいと思わない人がいるだろうか！（なんちって。）
・オープニング・テロップ「かつてスケバン刑事と呼ばれた少女戦士がいた」
　　　　　　　　　　　　　　「少女は自らの青春を賭けて宿命と戦い伝説の彼方へと去った」
　　　　　　　　　　　　　　「そして、今」
・内閣調査室の極秘ファイル
　△学生による特命刑事、通称スケバン刑事。
　△年令、１８才。
　△性別、女。
　△出身地、土佐。
　△所属、内閣機密調査室、暗闇指令直属。
　△任務、警察機構介入不可の事件に関する捜査及び解決、
　△使用武器、重合金ヨーヨー。
　△コードネーム、麻宮サキ。
　（１９８６年１０月２３日任務解任により、記録抹消。）
・オープニングの萩原和夫（坂上忍）と加藤喜久男（杉本哲太）が運河を泳ぐシーン、長回し。１分３０秒。
・オープニング・クレジットに、まるでさりげないように「南野陽子」と出る瞬間の、えも言われぬかっこよさっ！
・梁山高校の冬のセーラー服の、胸元のスカーフを通すところ（←なんつーの？）に、夏服と同じマークが入ってる。
・サキはまだ梁山高校の生徒であるようなので、西脇、雪乃、お京と、その後どういう関係になったのか説明がほしいところではある。
・伊武雅刀は全力投球で演技してます。
・「ウチは男の人の顔をこんな近くで見たの、生まれて初めてじゃき。」わけの分からないことを言うサキ。恭志郎がいたじゃねーかよ。
・本来、受験勉強で忙しいサキ。
・この映画を見てると、南野陽子はいつの間にかアクションが上達したと思わざるを得ない！！！
・お京「お前（サキ）はさあ、あたいと違ってホントはそういう心の穏やかな人間だったんだよ。」
・スケバン刑事＝超法規システム。
・キュウリを切るサキ。左手で包丁を持ってるせいもあるかもしれないが、非常に危なっかしい。
・カレーライスのシーン、長回し。１分１３秒。
　雪乃がご飯を盛り、お京がカレーをかけ、サキがスプーンを渡す。５人分。ＮＧが許されない一発勝負。
　この場面のために、映画「スケバン刑事」はある。名シーン。
　やはりリーダーシップを発揮するのはお京。お京が仕切ってるのがよく分かる。
　このシーン、南野陽子は自然体すぎ。
○お京、食べる
　カレーライス。
・お京「退屈だけはごめんだよ。」風が強すぎ。髪がメチャクチャ。
・この映画で、サキたちは明らかに“戦うために”わざわざセーラー服を着る。戦闘服としてセーラー服が用いられたのは史上初めてぐらいかもしれない。
・服部「テロとクーデターの後に、東京に戒厳令を施行して、この腐り切った今の社会体制を根本的に覆すのだ！ そして、真の理想国家を建設するのだ！！」　またこんな話だよ。（このシーンも長回し。１分４９秒。）
・伊武雅刀、熱演。
・この映画、明らかに南野陽子はＴＶシリーズよりアクションが上達してる！！
・浅香唯のアクションは非常に安定感があります。
・お京「ざまあカンカン！」　うーむ、主役だなあ。
・南野陽子、ヨーヨーの投げ方は自分で考えたとのこと。
・泳ぐ南野陽子。運動神経ゼロじゃねーじゃん。
・ラストで、「がんばんな、三代目。」と言うのも、「サキ！待ってくれよ！」と言うのも、やっぱりお京です。